起業の準備中こそ名刺を持とう!起業準備名刺のつくり方

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起業の準備期間中にセミナーや交流会などに参加すると名刺交換の機会があるかと思います。

そんな時、女性のなかには「名刺を持っていないので…」とか「会社の名刺しか無くて…」という方が結構いらっしゃいます。

起業希望さん

私は主婦だし、これまで名刺って持ったことが無いのですが、起業前でも必要なんですか?

ながた

主婦でも起業前でも名刺はあったほうが良いですよ!
せっかくのPRの機会をみすみす逃しているようなものです。

起業前の名刺交換はビジネスの『種まき』。

起業後のビジネスに繋がることもあるので、起業を控えている方はぜひ名刺を準備しましょう。

そこで今回は、起業予定の女性におすすめする「起業準備名刺」についてお伝えします。

こんな方におすすめの記事です
  • 起業を控えて準備を進めている方
  • 起業に向けて名刺を用意しようと考えている方
  • 起業に向けてネットワーク・人脈を広げたいと考えている方
目次

起業準備中に名刺を持ったほうが良い理由

なぜ起業前の段階でも名刺を持ったほうが良いのでしょうか?

ここでは起業前の準備中であっても名刺を持ったほうが良い理由は次の4つです。

起業準備中でも名刺を持った方が良い理由
  • PRの絶好の機会になる
  • 連絡先が確実に伝わる
  • ビジネス上の礼儀・マナーとして
  • 人脈づくりに役立つ

それぞれ解説しますね!

理由①:PRの絶好の機会になる

カジュアルな場面では、初対面の人と会った時は「初めまして!」と口頭で自己紹介をするのが一般的ですが、ビジネスの場ではわざわざ名刺を交換をしますよね。

この名刺交換って何のためにするのかご存知ですか?

インターネットが普及した現代では形骸化している行為ではありますが、お互いの身元を確認したり、名刺交換をきっかけに初対面の人とのコミュニケーションを図れるのが名刺交換です。

初対面で相手のことを知らない状態ですから、名刺に記載されている情報が会話の糸口になることも多々あります。

打ち解けて話すきっかけが名刺だったということもビジネスの場ではよくあること。

相手のことを知る機会であると共に、自分のことを知ってもらえるのが名刺交換です。

そして、名刺は確実に受け取ってもらえるPRツール。

道でチラシを配っても受け取る人は少ないですが、名刺交換の場で「あなたの名刺はいりません」と断る人は皆無です。

自分の名前はもちろん、事業の内容などを相手に伝え、知ってもらい、協力者となってもらえる可能性もあります。

そうした機会を最大限生かすためにも起業準備名刺はぜひ持っておきたいですね。

理由②:連絡先が確実に伝わる

最近はFacebookやLINEといった連絡用のSNSを利用している人も多いので、メールアドレスや電話番号を知らなくても「繋がる」ことができます。

でも、友達同士ならまだしも、ビジネスのやりとりでは、やはり電話やメールといった連絡手段のほうが確実。

そうしたビジネス上の連絡先を相手に伝えるのが名刺交換です。

名刺交換をした相手に連絡をする場合もそうですし、相手から連絡が来る可能性もあります。

でも、名刺が無ければ連絡先が伝わらないので、ビジネスでの機会損失が生じるかもしれません。

連絡先を相手にしっかり伝えて、ビジネスチャンスを逃さないためにも、起業準備名刺が重要になります。

理由③:ビジネス上の礼儀・マナーとして

ビジネスの場では、初対面の人と会った時に名刺交換から始まる、というのが一般的です。

新社会人のマナー研修で名刺交換のやり方を最初に教わった、という方も多いのではないでしょうか。

このように名刺交換はビジネス上の挨拶のマナーと考えられています。

ですから名刺交換の場で「名刺がまだ無いんです」と言ったら「ビジネスマナーがなってない」とか「ビジネスの相手にはならない人だ」と判断されてしまうこともあります。

また、現実的にビジネスの場では男性中心の社会で、女性のビジネスを軽視する方も少なくありません。

ですから女性が「名刺を持ってない」と言うことで、ビジネスチャンスを失うことになるかもしれません。

しかし、「まだ起業の準備中なのですが…」という一言と共に、きちんと名刺を渡されたらビジネスマナーをわきまえていて「ビジネスの相手になるかも」と思ってもらえることでしょう。

小さな事ではありますが『ビジネスマナーを理解している人』として認めてもらえることも、最初の段階では大切なことです。

理由④:人脈づくりに役立つ

起業の準備中や起業直後は、より多くの人にあなたの事業や実現したい夢を知ってもらい、応援・協力を得て、事業の追い風にして成長・発展をしていかなければなりません。

そのためのツールのひとつが名刺です。

今の時代はSNSで繋がって人脈を広げる、ということも可能です。

しかし、フェイストゥフェイスの直接的なやりとりのほうが濃い人間関係が築けます。

そこで自分のことを知ってもらうためにも名刺は欠かせません。

ただし注意も必要です。

名刺を手裏剣のように配ったり、カードゲームのように集めるような行為は無駄で意味がありません。

名刺は単なる「きっかけ」に過ぎず、名刺交換だけでは本当の人脈は作れないのです。

でも、それを持っていなければきっかけが生まれないのも名刺だということを理解しておきましょう。

起業準備名刺を作ってみましょう

では起業準備中に名刺を作ろうと思った時の手順について説明します。

起業準備中の名刺を作る時の3ステップ
  • 名刺に記載する基本事項を整理する
  • デザインを考える
  • 印刷する

1.名刺に記載する基本事項を整理する

まず名刺に掲載する基本的な情報を整理します。

ビジネス用の名刺には以下の項目は必ず書くようにしましょう。

名刺に必須の記載事項
  • 氏名
  • 肩書
  • 屋号もしくは社名
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • 住所
  • ホームページのURL

それぞれについて解説しますね!


1)氏名
名前は、分かりやすく読みやすいようにしましょう。
読みにくい難しい漢字などの場合はフリガナをふったりローマ字を併記しましょう。

2)肩書
肩書は「代表」などでも構いませんが、「アロマセラピスト」や「ネイリスト」など、あなたの仕事内容を表現する言葉のほうが良いでしょう

3)屋号もしくは社名
屋号がまだ決まっていない場合は、書かなくても構いません。そんな時は「起業準備中」と書いておけばOKです。

4・5)電話番号・メールアドレス
電話番号とメールアドレスはあなたの連絡先となります。個人情報を載せることを躊躇する方もいらっしゃいますが、趣味の名刺ならまだしも、ビジネス用の名刺ですから出来る限り記載しましょう。タレントや国会議員でない限り連絡先が書いてない名刺では意味がありません。

6) 住所
まだオフィスを構えていない場合など住所が書けない場合は、自宅の住所で番地を除いて表記しましょう。

7)ホームページのURL
ホームページが無い場合は、FacebookやインスタグラムなどSNSのアドレスでも構いません。名刺に書ききれないあなたの情報が見れるページへ誘導するものです。なお、長いURLはNGです。必ずQRコードを載せておきましょう。

名刺にも活用したい「QRコード」について解説した記事はこちら

基本の7項目以外には以下のようなことを名刺に載せてみましょう。

  • 顔写真や似顔絵:あなたを印象付けるために効果的です
  • 意気込み:「1年後に〇〇で起業します!」などの決意を書いても良いでしょう
  • 具体的な事業内容:どんなビジネスで起業するのかを書きます
  • 起業理由:なぜ起業しようと思ったかのストーリーを短く表現します
  • 趣味や特技:会話が広がるきっかけになるかもしれません

名刺は裏面もあるので、あなたを印象付けて、会話のきっかけになるような情報を記載してみましょう。

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\ 私の似顔絵イラストもココナラで頼みました /

2.デザインを考える

名刺に記載する内容が固まったら次に全体のデザインを考えます。

デザインは

  • 自分で考える
  • プロに任せる

といういずれかの方法で考えます。

デザインが得意な方はご自身で考えてみると良いですが、そうでない方はテンプレートから選ぶ方法もあります。

例えば、Canva(キャンバ)などのサービスを利用すれば、デザインセンスに自信が無い方であってもスマホからおしゃれな名刺が簡単に作れます。

また、テンプレートだと他の人とデザインがカブるので嫌だ、という方は作成をプロに依頼してみましょう。

ココナラ ランサーズ といったクラウドサービスを利用すればオリジナルの名刺デザインの制作やロゴ作成をプロにお願いすることができます。

料金は2万円程度かかりますが、あなただけのオリジナルのデザイン名刺が作成できます。

 

3.印刷する

印刷とセットになったテンプレート以外は、デザインができあがったら印刷を手配することになります。

印刷する方法としては

  • 自分のプリンターで印刷する
  • 印刷屋さんに依頼する

という二つの方法があります。

自分のプリンターで印刷する場合、市販の名刺用の用紙を用意します。

名刺用の用紙には専用のデザイン作成ソフトがあるので、それを利用すると簡単に印刷ができるので便利です。

私も一時的に利用する名刺はこちらの用紙 ↓ と専用ソフト(ラベル屋さんWeb版)を使用して名刺作成しています。

自分で印刷するメリットは、必要な時に必要な枚数だけ印刷ができることです。

とりあえず20枚くらい作成して、渡した反応をもとにすぐにデザインや記載内容を修正する、ということができるのも自分で作るからこそできる技。

一方で自分で印刷した名刺の場合、プリンターの性能によっては、いかにも「自宅で作りました」的な安っぽい作りになってしまうのがデメリットです。

また、特別な用紙を使用したいとか、箔押しなど特別な加工をしたい場合は自宅印刷では難しいです。

高い品質の名刺が欲しい場合や大量に必要な場合は印刷屋さんに依頼しましょう。

印刷屋さんと言っても、今はネットで手軽に依頼ができます。

テレビCMなどでもご存知の方も多いかと思いますが、ラクスル のようなネット印刷を利用すると便利ですし早く安く完成します。

\ 激安のネット印刷ならラクスル /

通常サイズの名刺印刷であれば5営業日の納期で100枚の印刷が500円以下で可能です。(※別途送料がかかります)

ほかにもこちらのようなネット印刷の会社があります。

まとめ:起業名刺を活用して起業後の事業に役立てよう

今はFacebookやLINEなどのSNSを通じて簡単に人と繋がれます。

ですから、重要性が高くないと思われている名刺ですが、初対面の人と会話するきっかけを作ってくれるなど、それなりに意味があるビジネスツールです。

だからと言って、デザインや紙などにこだわりすぎるのも考えもの。

起業前であればなおさら、名刺づくりに時間をかけるよりも、まずはサクッと作ってみて、渡した反応をもとに、どんどん修正してみるほうが良いでしょう。

名刺はあなたのPRツールの一つと考えて、起業前からどんどん配って事業の宣伝をしたり、人脈形成に役立ててみてください。

名刺を作成する時にあわせて考えたいブランディングについての記事もごらんください

チラシやパンフレットの作成方法はこちらの記事をご覧ください。

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