手に取って見てもらうためにはどうしたらいい?「チラシ」や「パンフレット」作成のポイントとお勧めサイト

女性の起業セミナーの際に受講生の方から「私、こういうのやってるんです」とチラシやパンフレットを渡されることがしばしばあります。

これまでそうしていただいたチラシは何十枚もありますが・・・

ながた

はっきり言って「おぉ!これは素晴らしい!」というものには、これまで1回しかお目に掛かったことがありません。

「素晴らしい!」と思ったそのチラシは、チラシ制作を生業にしているデザイナーさんのものでした(笑)

エステやアロマ、ネイルなどの美容系のサロンや、ハンドメイド作家さん、クラフトのお教室先生など、起業する女性の多くが、最初の販促ツールとしてチラシやパンフレット、そしてホームページを作ろうとします。

今回は、そのなかでも「チラシ」や「パンフレット」、「フライヤー」といった紙モノに焦点をあてて、稼げる女性起業家として、どうしたら手に取ってもらえる、見てもらえるチラシが作成できるかををお伝えしたいと思います。 

目次

なぜイケてないチラシを作ってしまうのか?

起業したばかりの女性の多くがチラシを作ります。
でも、そのほとんどがなぜイケてないのでしょうか?

それは・・・チラシ制作のセンスが無い素人が作るから。

これに尽きます。

女性で起業する方の多くが、小さな起業、いわゆるプチ起業でスタートします。

当然、かけられるお金も少ないため、名刺やチラシ、ホームページなど販促のツールは、できるだけお金がかからない方法で作ろうとします。

デザイナーの方やデザインセンスが優れている方であれば、自分で素敵なチラシなどを作ることができますが、そんな方は一握り。

そうでない人がほとんどですから、デザイン的にイケてないチラシが世の中にたくさん生み出されてしまうのです。

これは、名刺もウェブサイトも同様です。

さらに、素人が作る場合、チラシとしての基本的な内容にヌケモレがあったりすることもしばしばです。

例えば、イベントやお教室開催の告知チラシの場合は

・開催日程
・開催場所
・内容
・参加費
・定員
・申込先
・申込期限
・問い合わせ連絡先

などの基本的な情報が書かれていなかったり、誤字脱字などがある場合もあって、目も当てられません。

そして、多くの自作チラシの場合、印刷も自分の家のプリンターでしたものがほとんどです。

家で使っているインクジェットプリンターで印刷された紙のチラシですから、すぐにシワシワになったり、雨や水滴で文字がにじんでしまうこともよくあります。

印刷がきちんとできているならまだしも、カスれていたり、曲がって印刷されているチラシにもよくお目に掛かります。

このように、起業した女性の場合、慣れないこと、普段やらないこと、不得意なことである「チラシ作り」を自分でやってしまうことで、イケてないチラシが出来あがってしまうのです。

イケてないチラシは何が悪いのか?

チラシなんて、とりあえず内容が分かりやすく書いてあればいいんじゃないの?
そう思ったのなら、それは大間違いです。

起業したばかりで、聞いたこともない店名の、海のものとも山のものとも分からない商品・サービスですから、チラシを受け取った人は、そこから様々なことを読み取ります。

  • 面白そうかそうでないか
  • オシャレかダサいか
  • 信頼できるか怪しいか
  • 購入・注文したいかそうでないか

書いてある内容はを読んで判断するのはもちろんですが、 こうしたことを1枚のチラシから読み取るのです。

チラシなどの紙媒体の特徴として「一覧性」というものがあります。
これは、ウェブなどの電子媒体と比較して、紙の場合はパッと見て、一目で全体が把握できるという特長です。

ウェブ、特にスマホの画面だとスクロールして読んでいかないと内容が分からないことでも、チラシ1枚渡されると、ざっくり内容が把握できますよね。

でも、これが逆にイケてないチラシであればあるほど、素人っぽさや業歴の浅さを露呈してしまうことにつながります。

イケてないチラシを渡せば渡すほど、お客様獲得につながらないどころか、どんどん自身のブランディングやイメージも悪くなってしまうのです。

チラシ作りはプロに任せるのが一番

結論から言うと、チラシ作りはプロに任せるということをおススメします。

だって、得意でもないパソコンを使って、何時間もかけて作ったチラシがイケてなくて、イメージも悪くなったり、お客様獲得につながらないのなら、それは無駄な時間です。

お金がかかってもチラシ作成はプロに任せて、任せて空いた時間は自分の得意なことに専念することで、出来上がった素敵なチラシでお客様も増えて、イメージも良くなるなら万々歳ですよね。

そう考えて行動できるかどうかが、稼げる女性起業家の分かれ道です。

「チラシ制作」と検索すると、たくさんの制作会社が出てきます。
印刷込みのところがほとんどですから、印刷枚数によって料金が異なりますが、5万円もあれば十分いいものができます。

ランサーズココナラのようなアウトソーシングサイトで、チラシデザインができるプロを探しても良いでしょう。

とにかく、チラシ制作に関してはプロにお任せして、自分は事業に専念する。これが事業の成長の近道です。

それでも自分でチラシを作りたい方へ

ここまで「プロに任せるのが一番」と何度も書いたにもかかわらず、「それでもチラシは自分で作りたい」という方に向けてのご提案です。

  1. チラシ制作に5万円も払いたくない、お金が無い
  2. 知らない人にうまく自分の表現したいイメージを伝えられない
  3. デザインについては自信があるので自分で作りたい
  4. 明日までにチラシを作らなくちゃいけない

そんな場合は、自分でチラシを作りましょう

特に3番目のデザインに自信がある人でイラレとかもちゃちゃっと使えるようであれば、自分でお好きにお作りください。

そして、それ以外の1、2、4番の方ですが、せめて自分の出来うる限りで素敵なチラシが作れるように以下のようにしてみましょう。

テンプレートを活用する

自分でイチからチラシのデザインをするのは、デザイン力が無い人にとって非効率な作業になります。

そんな方は、世の中にあるテンプレートを上手に活用しましょう。例えば、ネット印刷のラスクルでは、様々な業種・パターンのテンプレートが豊富に用意されています。

A4サイズのチラシだけで1,300件くらいのテンプレが用意されているのがすごい!業種やイメージで絞り込みができるので、作りたいテンプレートをすぐに探せます。

しかも、当てはめていくだけでデザインができる「らくらくデザイン」なんてシステムもあるので、素人さんでも、そこそこ良い感じのチラシが簡単にできます。

もうちょっとオシャレなやつないの?という方には Canva Pro (キャンバ)がおすすめ。

Canba:チラシデザインを無料で作成できる

こちらもテンプレの利用は無料ですし、オシャレなテンプレが数千種類!!
女性受けしそうな素敵なチラシやフライヤー、カフェのメニュー表などのテンプレがありますよ。

上手なチラシを参考にする

テンプレートも良いけど、どっかで見たのと同じ感じになっちゃうのは嫌、という場合、自分でデザインするしかありません。

プロに頼みたくはないし、デザインは素人(なんたる矛盾!)。
そんな場合は、上手なチラシを参考にしてみましょう。

以前にもらったチラシで気に入ったものがあれば、それを参考にしても良いでしょう。そうしたものが手元にない時は、Googleの画像検索を使います。

例えば、 「イベント チラシ」とキーワードを入れて画像検索すると山盛りのチラシ画像が出てきます。さらに「食育」などのキーワードを追加すると、ジャンルを絞ることもできます。

そこで出てきたチラシで、「あ、このデザインいいな」と思うものがあれば、それを参考にしてみるのも良いでしょう。

ただ、丸パクリや、イラスト、素材などの流用はNGですからご注意ください。
あくまでも、レイアウトやイメージの参考にする程度にしてください。

そして、起業したばかりの時は、できる限り無駄に時間を使わず、自分が一番強みを発揮できる部分に力も時間も注ぐことが大切だということをお忘れなく。

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