起業前や転職前に確認してみて!「自分の強み」を発見する7つの質問

起業してビジネスをする場合、自分の強みを活かすと良いと言われますが、みなさんは「自分の強み」を把握していますか?

個人事業主Eさん
個人事業主Eさん

自分より素晴らしい人が他にもいるから「強み」って言われても特に無いですね…

ながた
ながた

「強み」が無い人はいません!

どんな人にも必ずある「強み」を見つける方法をお教えします。

今回は、私の起業セミナーでやっている、強みを発見するための自分の棚卸し方法についてご紹介します。

『自分の棚卸し』と言うと、子どもの頃から生い立ちを振り返って…としがちですが、私の場合は、もっとシンプルで7つの質問について答えるだけ。

そして、この棚卸しは起業やビジネスに役立つ強みにフォーカスしています。

たった7つの質問ですが、時間をかけてゆっくり考えてみてください。
また、1回答えたあと何日か置いてからまた確認してみましょう。

※回答する際はどの質問から回答しても構いません。(順番に意味はありません)
※回答が見つからない場合は回答ナシでもOKです。(無理に回答をする必要はありません)

それでは7つの質問をご紹介しますね!

目次

自分の強みを発見するための7つの質問

さっそく7つの質問をご紹介します。

①よくひとにお願いされたり、相談されることは?
②人生で一番「時間」や「お金」を使ってきたことは?
③つい夢中になって、やっていると時間も忘れちゃう、ということは?
④ひとに話すとびっくりされる経験や体験は? 
⑤「○○さん、すご~い!」と周囲の人からよく褒められたりすることは?
⑥周りの人と比べて、自分には簡単にできちゃうことって?
⑦これなら人に教えてあげられる、ということは?

それぞれの質問の意味や、そこから分かるあなたの強みについては以下に一問ずつ解説していきますね。

①よくひとにお願いされたり、相談されることは?

よく尋ねられることやお願いされること、相談される内容があなたの強み!

「ランチでお勧めのお店を教えて!」などの軽いお願いから、「子どものしかり方」といった子育ての相談、恋愛の悩み、転職の相談などをされたことはありませんか?

あなたが友達や知り合いから、よく相談されること、お願いされることを挙げてみましょう。

この質問のポイントは、相談や質問が1回だけでなく、それが何回もあるかどうかです。

「○○を教えて欲しい」ということを何回も頼まれる場合は、その分野について周囲からあなたがよく知っていると思われていることを意味します。

また、相談をされるというのも同様で、相談分野や内容について、あなたに深い知識がある、もしくは適切なアドバイスをしてくれる人だと思われていることを指しています。

周囲が認めているあなたの深い知識や優れたスキルがこの質問で見えてきます。
そして、それはあなたの「強み」となっているのです。

②人生で一番「時間」や「お金」を使ってきたことは?

お金や時間を掛けたことは身になっているはず!

女性の場合、「自分への投資」や「ご褒美」といって時間やお金をかけてきた分野が一つや二つあるのではないでしょうか。

女性で多いのは『習い事』という回答。
時間やお金を掛けて勉強して資格を取得したという方は、それが直接的にビジネスに繋がる強みに結び付いていることが多いようです。

また、女性に多い回答が『海外旅行』。
20代~30代の独身時代に、あちこち海外に出かけて時間&お金を使った、という方が多いようです。

この回答は一見強みに思えませんが、実は世界のあちこちに行って、様々な体験をしたというのは「見る目を養った」と考えることもできますよね。

南の島やリゾート系に数多く旅行した方は「リラクゼーション」や「癒し」の分野でお客様としての経験を積み重ねたと言えるでしょうし、欧米に出かけて美術館をたくさん回ったという方は、「アート」の分野で見る目を養ったと言えます。

時間とお金を掛けたことは、どんなことであっても何かしらあなたの一部となっているはず。
単に回答そのものを強みと捉えるのではなく、回答の奥にある意味をきちんと読み解くことが大切です。

③つい夢中になって、やっていると時間も忘れちゃう、ということは? 

好きこそものの上手なれ。熱中できること、好きなことは起業のパワーになります。

時間を忘れて没頭してしまうことってありますか?
(ゲームとか漫画を読むなどの娯楽はできるだけ除外して回答したほうが良いです)

例えば、手作りのクラフト作品を作るのが好きな人、イラストや絵を描くのが好きな人、お料理やお菓子、パンなどを作るのが好きな人などがいらっしゃるかと思います。

時間を忘れるほど没頭するというのは、それが大好きな証拠。

「好きこそものの上手なれ」と言うように、 好きなことをずっとやり続ければ腕も上がりますし、それが強みとなって稼げるようになるはずです。

また、その好きなことをビジネスにしたい場合、好きであれば多少の苦労も厭わないでしょう。

起業と言うのは決して楽なこと、楽しいことばかりではありません。

辛いこと、苦しいこと、我慢しなければならないこともありますが、それが好きなことであれば、そうした時間も乗り越えることができるはずです。 

④ひとに話すとびっくりされる経験や体験は? 

話すと周囲に驚かれたこと、ありませんか?

これまでの経験や体験で、周囲に話すとビックリされたことってありますか?

・実はこれまで結婚を5回したことがある
・子どもが9人いる

・これまで旦那の海外転勤で10か国で住んだことがある
・家で猫を20匹以上飼っている

こんな話を聞くと「え?!」とびっくりしませんか?
こうした他の多くの人にとってびっくりするような経験というのは、あなたの強みになるものです。

5回結婚していたら、結婚や離婚のプロと言えるかも?!
また、お子さんが9人いたら、多くの人と比べて子育て経験がたっぷりあるはずでしょう。

こうした経験をもとにアドバイスをしたり、教えることで稼げるかもしれません。

⑤「○○さん、すご~い!」と周囲の人からよく褒められたりすることは?

よく褒められることを思い出してみて!

自分の強みというは、自分自身で把握するのは難しく、周囲の人から指摘されて気付くことが多々あります。

「すご~い!」とまでいかなくても構いませんが、よく周囲の人から褒められることを思い出してみてください。ささいなことでも結構です。

・いつも美味しそうなお弁当を作ってきますね
・お化粧が上手ですよね
・仕事が丁寧で安心して任せられるわ
・お客様に対する対応が親切ですね
・洋服のコーディネイトのセンスが良いですね

こうした、ちょっとした誉め言葉を言われた経験って、誰しもあるのではないでしょうか?

でも、そうした言葉を言われると多くの人は「え~、そんなことないですよ~」と謙遜してしまいますが、ちょっと待って!
その人はあなたの「強み」を教えてくれているのです。

美味しそうなお弁当を作る技術や、コスメの知識・お化粧方法のノウハウ、丁寧な仕事、親切な接客、洋服のセンスなど、それぞれの強みを深掘りして、知識を増やしたりスキルを磨いていくことで、稼ぐためのビジネスのタネになる可能性があります。

⑥周りの人と比べて、自分には簡単にできちゃうことって?

自分の得意分野を振り返ってみよう

これは、答えがそのまま「強み」であると言える質問です。

「強み」とは、他人との比較で表現されるものですから、周囲と比較して簡単にできるということは、あなたがその分野に優れているということになります。

私の知り合いで、DIYが好きで家の棚でも小物でも何でも自分で作っちゃうママがいます。
以前、私の木製の道具入れが壊れてしまったので見せたところ、チャチャっと電動ドリルを使ってあっという間に直してくれました。

感動して「すごいね!」と言ったところ「え~、誰でもできますよ」との謙遜していましたが、どう見てもプロ並みの技。だって、普通のママは電動ドリルは使わないでしょ(笑)

「その強みは活かしてどんどんPRしていったら良いよ」と彼女にアドバイスしたところ、いまでは雑誌にも登場するようなDIYのアドバイザーになっています。

⑦これなら人に教えてあげられる、ということは?

小さなことでもOK!教えられることを振り返ってみて!

これも、この答えがそのままあなたの「強み」となる質問です。

教えてあげられる、ということは、周囲より知識があったり、技術やスキルがあるということですから、それを教えることで稼げるかもしれません。

「そんなに深い知識を持ってないから教えられることは無い」とか「そんなことを知りたい人なんていないかも」という心配は無用で、どんな些細なことでも、人数の大小は別として、知りたい人がいるものです。

例えば、スキルマーケットのココナラ を見ると、色んな「教えて欲しい」というお仕事が掲載されています。

・小説を書くので宮崎弁を教えて欲しい
・自己紹介の文章を書いて欲しい
・二世帯住宅に住むことになったのでアドバイスが欲しい
・自宅に防音室を作りたいからその方法を教えて欲しい

 

これらは実際にココナラに掲載されていたお仕事依頼です。
これらを見るとあなたにも教えられそうなことってあるのではないでしょうか?

小さなことでも、それが自分の「強み」と認識できたら活かす方法はいくらでもあるのです。

まとめ

自分の「強み」って何だろう?
人より優れていることなんて、私には無いと思う・・・

そう考える人も少なくありません。

「強み」というものは、自分ではなかなか見つけづらいものです。
なぜなら、自分には当たり前にできたり、無理しなくてできることなので、気付きにくいのです。

また、他の人と比べて優れている部分を「強み」と呼ぶため、自分では客観的に評価しづらいのです。

ですから、日頃からこの7つの質問を頭の隅に置いておいて、「自分の強みはなんだろう」と振り返ることが大切です。

▼強みを活かして起業しようと思ったらこちらの記事も参考にどうぞ

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