「起業したい!」と思った時に知識やノウハウ・スキルを学ぶ方法

起業前に確認したいこと
この記事は約8分で読めます。

「起業して自分でビジネスを始めたい!」と思ったらどうしたらいいのでしょうか?

何から手を付けていいの?
どんな流れで開業したらいいの?
どんな準備をするべき?

・・・と色々な疑問が生じると思います。

たまに「起業しよう!」と思ったら、すぐに開業届けを出して事業を始めてしまう方もいますが、そういう方の多くが経営やビジネスの知識不足が原因で頓挫してしまいます。

すぐにやってみる、という行動力は起業においてとても大切なことですが、せっかく時間もお金もかけて起業するのであれば、ある程度の経営の知識を事前に身に付けておくことで失敗を防げるうえ、事業を軌道に乗せるまでにかかる時間も短くなります。

また、起業したら会計や税金、そして法律など、幅広い分野の知識もある程度必要になります。
これらは「知らなかった」では済まされないので、きちんと事前に学んでおくほうが良いでしょう。

そこで今回は、起業を目指す女性が、起業や経営に関する基礎知識をどのように学んだらよいかについて解説します。

女性が起業について学ぶ3つの方法

これまでビジネスの経験が乏しい、経営について知識が無い、という女性が起業について学びたいと思ったら、以下の3つの方法があります。

  1. 起業セミナーに参加する
  2. 書籍から学ぶ
  3. ネットで学ぶ

時間的な余裕や費用などから検討して、自分に合った方法を選んでみると良いでしょう。

以下にそれぞれの方法について解説します。

起業セミナーに参加する

女性向けの起業セミナーは各所で開催されています

起業や事業について体系的に学びたい場合は、起業セミナーへの参加をおすすめします。
カリキュラムに沿って段階的に学べるので、起業とはどういうものか、どういう準備が必要か、などの基本的なことを知ることができます。

また、起業セミナーは起業を目指す人が集まる場でもあるので、起業へのモチベーションが高まったり、情報交換ができたりと、起業について学べる以外のメリットもあります。

ここでは、どのようにセミナーを選んだら良いか、またセミナーの探し方についてお伝えします。

どんなセミナーを選んだらいいの?

ビジネス系のセミナーは多種多様なので、どれに参加したら良いか迷っちゃいますよね。

初めて受講するのであれば、個別具体的なテーマのものより、起業全般について学べるものに参加しましょう。

起業の心構えや起業の流れ、起業に必要な届け出など、起業全般を一通り学べるセミナーに参加して概要を理解しましょう。その後、会計やプロモーション、SNSの活用方法など、個別のテーマで必要だと思われるものを学んでいきましょう。

創業塾などで全般の流れを学んだら実践してみて、分からない部分があれば、個別のセミナーを受講したり、公的機関の相談窓口を利用するというのが良いと思います。

特に、最初の段階は地方自治体や地元の商工会議所などが開催しているセミナーに参加することをおすすめします。

地元の起業セミナーに参加するメリット

自治体や商工会議所などで行われているセミナーの多くは、参加費が無料もしくは非常に安価に設定されています。また、託児などのサービスが利用できる場合もあるのでママ世代にも参加しやすいと思います。

以前まで男女一緒で受ける起業セミナーが主流でしたが、女性活躍推進の追い風もあって、参加者を女性に限定したセミナーも多数開催されています。

女性限定のセミナーであれば、女性に多いプチ起業やスモールビジネス、フリーランスについて学べるうえ、講師が女性のことも多いので、相談がしやすいなどの良さがあると思います。

さらに地元のセミナーに参加することで、同じ起業を志すご近所の仲間ができますし、ネットワークや人脈づくりにはメリットが大きいです。

起業セミナーの探し方

起業のセミナーに参加したいと思ったら、「起業 女性 セミナー 〇〇(地域名)」などの検索キーワードでネット検索してみましょう。

なかなか希望の情報が見つからない場合は、起業セミナーの開催主体となる行政や団体機関などに直接問い合わせてみるのもアリでしょう。

以下に、起業セミナーを開催している機関をご紹介します。

◆よろず支援拠点
よろず支援拠点 は国が全国の各都道府県に国が設置した起業者、中小・小規模事業者の方のための経営相談所です。地域にもよりますが、小規模で実際のビジネス課題に即した起業者向けのセミナーを多数開催してます。
各都道府県のよろず支援拠点
◆商工会議所・商工会
起業者、中小・小規模事業者の発展のための機関である商工会議所・商工会では、「創業・起業セミナー」や「創業ゼミナール」「創業塾」 などの起業のセミナーを定期的に開催しています。

▽商工会議所を探してみる
商工会議所検索 
▽ 商工会を探してみる
全国各地の商工会WEBサーチ

ほかにも各都道府県や市町村で起業を支援してくれる団体・機関があり、そこで起業セミナーを開催しています。

例えば、東京都には(公財)東京都中小企業振興公社という団体があり、そこが運営するTOKYO創業ステーション では、年間を通して様々な女性向けの起業セミナーを開催しています。
※私も起業セミナーの講師を担当しています

都道府県や市区町村のホームページで「創業」と検索してみると、行政区域内の支援機関の情報が掲載されていますので確認してみましょう。

書籍から起業を学ぶ

本から起業を学ぶのも良いでしょう

女性で起業したい方向けの教科書的な書籍もひと昔前に比べると非常に充実しています。

amazonで「女性 起業」などのキーワードで検索すると本当にたくさん出てきますが、片っ端から手に入れるのもお金がかかりますよね。

そんな場合はぜひ図書館を利用してみましょう。図書館にも結構女性の起業に関する本が揃っていますよ。

私も起業する女性をアドバイスする立場ですから、様々な女性向け起業本を読みましたが、一番お勧めする本はこちら。

法律・お金・経営のプロが教える 女性のための「起業の教科書」 

女性に多い小さな起業について、 起業マインド やコンセプトメイキングから、資金プラン、開業準備の進め方、そして開業後の毎日の運営まで網羅されています。

著者は中小企業診断士の先生を中心に、弁護士・税理士、行政書士、社労士、司法書士、弁理士とビジネスに関係する各分野の専門家、しかもすべて女性の先生方による共同執筆なので、女性目線で書かれています。

事例も豊富ですし、各段階でワークシートもついていてまさに「起業の教科書」。手元に置いておいて必要な時に確認して読むのも良いと思います。

インターネットから起業を学ぶ

ネットには起業の知識・情報が溢れています

ネットにも起業に関する様々な情報が存在します。
これもたくさんありすぎるので迷ってしまいますよね。

起業マインドについて書いてあるサイトもあれば、起業の仕方について書いてあるサイト、集客やプロモーションに関するサイトなど、分野も様々ですし、書いてある内容も玉石混交です。

これから起業する、ということであれば、まずは起業の基礎知識について学ぶことを優先しましょう。

起業の基礎知識を学べるサイトを3つご紹介します。

起業の基礎知識が学べるオススメサイト3選

お勧めサイト① J-Net21 起業・創業に役立つ情報

中小企業基盤機構が運営する中小企業向けビジネス支援サイトのJ-Net21内にある起業・創業に関する情報ページです。

起業マニュアルのページには、起業を思いついてから開業するまでの流れについて詳しく書かれています。また、業種別開業ガイドは300以上の業種・職種について開業に必要な資格や必要資金額などが掲載されているので自分がやりたい業種を見てみるだけでも参考になりますよ。


 

お勧めサイト② ドリームゲート

起業や会社設立のポータルサイト。
起業マニュアルのページには、起業のための事業計画書の作成方法から、資金調達方法などの記事があります。

また、飲食業や小売業、サービス業で店舗を作りたい方向けに、その工程やスケジュール管理をするための「ソウギョウノート」というウェブサービスもあります。


 

お勧めサイト③ All About  起業・会社設立のノウハウ

その分野のプロ(専門家)によるノウハウやコラムなどの記事が満載の総合情報サイト内にある企業や会社設立に関するページです。

起業・開業の心構えから事業計画書の書き方、届出や事例まで、多岐にわたって記事が満載です。そして、起業だけでなく経営やビジネスナーなどの分野や、スキルアップ分野にも起業に参考になりそうな記事がたくさんあります。


 

セミナーと同様に、起業に関する概要を上記のサイトから情報収集したあとに、必要に応じて個別具体的なテーマ(売上アップ・プロモーション・集客など)を学ぶようにしましょう。

売れるための方法論や集客、プロモーションの分野については、様々な人が様々な提案をしています。業種や店舗の有無、起業の規模などで、自分が良いと思う人のサイトを参考にしてみてください。

まとめ

以前であれば、ニッチな分野であった「女性の起業」ですが、ここ数年で広がって様々な方法で情報を得ることができるようになりました。

行政が実施する無料や安価なセミナーも多数行われていますし、無料で何度でも起業の相談を受け付けてくれる機関もあります。

そういう意味では、以前より失敗しない起業をしやすくなってきていると言えるでしょう。ぜひ、そういう情報や機会を賢く活用して起業についての理解を深めてみてください。

タイトルとURLをコピーしました