好きなことで稼ぎたい!女性が好きなことで起業する際の注意点

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先日セミナーでお会いした会社員の起業希望の女性が「いつか好きなことでお金を稼ぐのが目標」とおっしゃっていました。

今の仕事にやりがいを感じていなかったり、不満をもっている人にとって「好きなことを仕事に」とか「好きなことで起業」というのは憧れのキーワードです。 

でも、本当に「好き」というだけで起業して稼げるのか不安もありますよね。

そこで今回は、女性が好きなことで起業する時の注意点についてお伝えします。

こんな方におすすめの記事です

好きなことで起業したいけど、本当に稼げるのか不安を抱いている方
起業したいけど特に好きなことややりたいことが見つからない方

好きなことで起業したい人はもちろん、起業したいけど好きなことが無い、やりたい事が見つからない人にも参考になると思います。  

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目次

「好き」のモチベーションは起業に重要

「好き」が起業のモチベーション

女性が起業をする場合は「好きなことで起業すると良い」と言われます。

それは、起業のモチベーションと大きく関係するからです。

「好き!」という気持ちは行動における強いモチベーションになります。

女性の場合、感覚的に「好き」や「嫌い」で行動しがちですし、好きなことに対しては、めっぽう頑張っちゃいますよね。

好きな人のために一生懸命手作りしてセーター編んだり、大切な自分の子どものためなら苦手な早起きも頑張ってお弁当を作ったり。

女性は「好き」という気持ちを原動力にして頑張れるタイプの人が多いようです。

その一方で私の経験上、男性の場合は、「好き」があまり行動の原動力になりません。

その分、「責任感」であったり「使命感」などをモチベーションとして頑張れるタイプが多く見られます。

「家族のために自分が稼がないと」とか「これをやることが自分の使命だから」といった気持ちで仕事している男性が多いのではないでしょうか。

以前、男性の経営者に「なぜその事業で起業したのか」を尋ねると「儲かりそうだと思ったから」という答えをする人が多くいました。

一方で、女性に同じ質問をすると、「儲かるから」と答える人はほとんどいません。その代わり「好きだったから」「困った人を助けたいと思ったから」という答えが女性から返ってきます。

【好きこそものの上手なれ】ということわざにある通り、好きなことは一生懸命頑張るので上達も早いものです。

企業の戦略を研究している一橋大学大学院の楠木 建教授も、よくその著書のなかで「好きなことであれば熱中できて上達する」と言っています。

起業する際に、好きなことであれば、多少苦しいことがあってもふんばれますし、好きだからこそ極めたい、上手になりたい、そして、お客様にも喜んでもらいたい、と思って頑張りますよね。

ですから、「 好き」を原動力で頑張れる女性の場合は「好きなことで起業する」というのは正しい選択だと言えるでしょう。  

じゃあ、好きじゃないと起業しちゃダメなの?

好きなことで起業するのは正しい選択だとしても、好きな事じゃないと起業しちゃダメなのでしょうか?

いえいえ、そんなことはありません。

男性の場合、「儲かりそうだから」という理由で起業する人が多い、と書きましたが、そういう場合、好きでも嫌いでもないからこそ、客観的にビジネスを捉えて上手にやっている人が多いようです。

ビジネス的に稼げて儲かりそうかどうかを客観的に判断して、現場は好きな人に任せる、というタイプが男性経営者には多いように思います。

例えば、パン屋さんのチェーンを経営している男性がいますが、彼自身はパンは別に好きでも嫌いでも無いそうです。
また、それ以前にパン業界で働いたこともなく、パンを作る知識は基本的なことしか知らないため、パン作り自体は職人にすべて任せています。

でも、そのパン屋さん、とても人気なんです。そして経営者として彼はとても優秀な方です。

このように、好きじゃなくても、別の動機・理由・モチベーションで起業を成功させることは可能なのです。

「好き」とは違う成功する女性の起業のモチベーションって?

Photo by Kelly Sikkema on Unsplash

「好き」という理由以外で、女性の起業で多い理由として「困った人を助けたい」というものがあります。 

「困った人」のなかには自分も含まれることが多いのですが、育児や家事、介護といった家庭に関連した分野での起業でその傾向が多く見受けられます。

例えば…

  • 自分の子どもが待機児童になったので保育所を立ち上げた
  • 気軽に子どもを預けられる場所がなかったので予約不要の託児サービスを立ち上げた
  • ワンオペ育児の悩みを相談できるママ友がいなかったのでママ友コミュニティを立ち上げた

これら全部、実際にあった女性の起業の理由ですが、起業した彼女たちは必ずしもその事業を特別「好き」という訳ではないようです。

それよりも

「自分と同じように困っている人を助けたい」
「周りにいる困っている人を放っておけない」

という強い使命感のようなものを根底に持っています。そうした強い気持ちは、起業にありがりな困難にも粘り強く立ち向かっていけると思います。

好きなことで起業する際の注意点

「好き」というのは起業において強いモチベーションですからプラスに働くことが多いのですが、注意しなくちゃいけないこともあります。

それは、「好きの押し売り」にならないようにすること。

あなたがそれをいくら好きであっても、それが他の人にとって好きであるとは限りません。

例えば、あなたがお菓子作りが好きだったとします。
お菓子作りの教室に通って、お菓子作りをマスターして、資格も取って、お菓子のお店を開いたとしましょう。

でも、自分が好きなお菓子をたくさん作って店頭に並べても必ずしも売れるとは限りませんよね。
開いたお店の近くには、有名なパティシエのお菓子屋さんがあるかもしれませんし、安いお菓子のアウトレットのお店があるかもしれません。

このように、あなたがいくらお菓子作りが大好きでも、作るお菓子がいくら美味しかったとしても、それを求めるお客様がいなかったらビジネスとして成り立たないのです。

私のセミナーでは、よくこの図を使って説明します。

「好きなこと」だけじゃなくて、「できること」だけじゃなくて、「求められること」も合わさったところで起業しましょう、ということです。

お菓子づくりが好き。お菓子を作る技術もある。
そんな時に考えるのは「世の中があなたに求めていることは何なのか?」ということ。

これをきちんと起業前に考えることが大切です。

女性の場合、「好き」であって「できる」ことで起業する人が本当に多いのですが、それだけで突き進んでしまうと、周囲がきちんと見えていなくて、実際に始めてみてから「あれ?思っていた通りにいかない・・・」となってしまう人がたくさんいます。

自分が好きなことを突き詰めることも大切です。そして、それで起業することも正しい選択です。

でも、もう一つ。「自分に求められていることって何だろう?」と立ち止まって考えることができる人は成功します。

あと、「困っている人を助けたい」という理由で起業する女性の場合は、それ自体が「求められていること」であることが多いので事業としては成功しやすいです。

ただ、「助けたい」という気持ちだけが先走ってしまうとビジネスとして「きちんと利益を出す」という視点が抜けてしまい、長続きができなくなってしまいます。

どんな理由で起業するにせよ、お客様が継続的に来てくれて、利益を生み出さないとビジネスは続かないことを肝に銘じましょう。   

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