【競合店調査】お客様から選ばれるお店になるために!ライバル店をリサーチしよう

マーケティング:商品・サービス
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起業する前や起業後にライバルのお店について調べていますか?
何となく気にしてはいるものの、詳しく調べたことが無いという方が多いのではないでしょうか?

「自分は自分。だからライバルなんて気にしない」
という方もいますが、お客様にとってあなたのお店は幾つかある選択肢の一つ。

その選択肢のなかから選ばれるようになるためには、常に世の中の動向やライバルとなる競合店の様子も把握しつつ、お客様に価値を提供していかなければなりません。

  • 新たにお店を出すのでライバルと差別化したい
  • 最近、ライバル店にお客様を取られてしまっている
  • ライバル店について良い評判を聞くことが多くなった

こんな風に感じている方、心当たりがある場合は、ぜひ競合店の調査をしてみましょう。

でも、どうやってライバルを調査したら良いのでしょうか?
そこで、今回はライバル店(競合店)の調査方法とそのポイント(調査項目)についてお伝えします。

競合店調査の方法

競合店の調査は以下の手順で行います。

  1. 調査する競合店を選ぶ
  2. 調査内容を決める
  3. 実際に調査する

以下にそれぞれのステップについて詳しく説明します。

調査する競合店を選ぶ

まず、あなたのお店の「ライバル(競合)」を明確に定めることが競合調査のスタート点です。

ライバルと言うと同業種の店舗と考えがちですが、単に業種だけでくくることはできません。
例えばスーパーがコンビニやドラッグストアと競合しているように、業種の垣根を超えた競争が激化している昨今ですから、業種に囚われずにライバルを設定する必要があります。

具体的には「ターゲットが同じで、同じ商品・サービスを提供する店舗」を競合と設定します。
顧客層が一緒で、自店と同じ品揃えや同じコンセプトでサービスを提供しているお店がライバルです。

例えばあなたが「子供向けの英会話教室」をしているとした場合、大人向けの英会話教室はライバル店ではありません(ターゲットが違うから)。

でも、お子さん向けの習い事を検討しているママからしてみると、英会話教室はスイミングスクールや音楽教室、学習塾なども選択肢になるので『広義の競合(広い意味でのライバル)』と捉えることができます。

ただし、あまり幅広く捉えると実際の調査が大変になってしまうので、本当にお客様を奪い合っている2~3店舗をライバル店として選定するようにしましょう。

なお、新規の出店(新規事業)の場合はもう少し数を多く調査します。
自社の商品・サービスの設計やコンセプトを決める段階の競合調査では、少ない数の競合を深掘りするよりも、広く多くの数を調査して、差別化の方向性を探るようにしてみましょう。

調査内容を決める

調査するライバル店が決まったら、調査の内容、項目を決めます。
調査する主な項目は以下の通りです。

  • 基本情報
  • 外観
  • 店内
  • 商品・サービス
  • スタッフ
  • プロモーション

基本情報やプロモーションは実際に訪問しなくてもウェブなどから確認できます。この部分は最初にお客様がお店選びをする際に検討する部分となります。また、それ以外の項目は実際に訪問して購入したりサービスを受けてみることで分かる内容ですが、ここはリピーターとなるかどうか、満足度に関わる部分です。

以下にアロマやエステなどの美容系サロンを想定したライバル店の調査項目と内容をご紹介します。
業種が違っていても応用できると思いますので参考にしてみてください。

基本情報調査内容
店名お店の名前を確認します。
住所最寄り駅からの時間やアクセス方法、立地状況も確認します。
面積・付帯施設お店の広さや駐車場の有無などを確認します。
定休日・営業時間お客様が多い曜日や時間帯も確認しましょう。
   
 外観調査内容
ファサード  建物や店舗の正面・お店の顔の印象や通りからの視認性などを確認します。
看板  看板の分かりやすさ、視認性などを確認します。
   
店内調査内容
雰囲気お店に入った時の第一印象を確認します。
設備・機器・備品店内にどのような設備・機器・備品があるか確認します。
BGM・照明・空調店内の明るさやBGMの選曲・音量、空調などを確認します。
 
商品・サービス調査内容
メニュー構成どのようなメニュー(サービスの内容)があるのか確認します。
価格平均の価格やサービスメニューの価格、予想客単価。
付帯サービス 保証やポイントカードなど付帯サービスについて確認します。
技術実際にサービスを受けてその技術を確認します。
 
スタッフ調査内容
スタッフ何人で運営しているのか、スタッフの年齢や構成を確認します。
接客スタッフの接客態度について確認します。
服装スタッフのユニフォームや服装などを確認します。
 
プロモーション調査内容
ホームページホームページのイメージや分かりやすさ、印象などを確認します。
チラシ・パンフレット・カード類チラシやフライヤー、パンフレット、ポイントカードなどがあるか否かを確認します。
登録サイト自社サイトとは別に登録しているサイト(例:ホットペッパービューティーなど)があれば確認します。

実際に調査する

調査するライバル店舗と調査する内容が決まったら、実際に調査をしてみます。

訪問する前にホームページなどで調査可能な部分は調べておき、そこで感じた印象と実際に訪問した際に感じたことも併せて確認しましょう。

項目ごとの記入が終わったら、最後に、ライバル店の「強み」と「弱み」を整理してみましょう。

「強み」とは、魅力を感じる部分、優れている箇所、特長です。
「弱み」とは、不満や不足を感じた部分です。

なお、ライバル店の調査を通じて、お客様がどんな商品・サービスを求めているのか、お店を選択する際の決め手は何か、ということに着目してみると、ライバル店に勝つためのヒントが得られると思います。

調査後には自店の改善に取り組もう

調査結果を活かしてこそ!

競合調査は、その調査結果を元に自店の改善をすることが最終的な目的です。
ライバル店の調査が終わったら、自分のお店や商品・品揃え、そしてサービスの改善に活かしましょう。

改善の方向性は以下の二つです。

①ライバル店が持つ「強み」に勝てる自店の強みは何か
②ライバル店の「弱み」が、自分の店舗では克服できているか

①の競合店の強みと比べた際に「勝てる自店の強み」が明確にある場合は、それをより一層磨いていくように努力しましょう。

また、自店の強みが競合店の強みよりも弱い場合は、ライバルに勝てる強みを作っていくことが重要です。ライバルに勝てる「強み」は、「ライバルの弱みの克服」という方向性も考えられます。

例えば、ライバル店が「技術」を強みとしている一方で「接客」が弱い場合、自店は「接客」部分に力を入れて技術が伴わない部分を補う、という方法が考えられます。

ただし、お客様が商品やサービスの選ぶ際の「決め手」となる部分を改善しないと意味が無いので注意が必要です。

そういう意味では、競合店の調査と共に、自店の強みや弱みの整理、既存のお客様アンケートなども複合的に実施して、改善の方向性を検討することが必要です。

    

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