資格が無いと起業できない?!起業するために必要な資格について

女性の起業の基礎知識
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起業を目指す女性から「起業のために〇〇の資格を取得する予定です」とか「■■の資格を取ったので起業したい」というお話を聞くことがあります。

いつか起業をしたいと考えている方にとって

  • 起業するには資格が必要なの?
  • 資格が無くても起業ってできるの?
  • 起業に役立つ資格ってあるの?

ということは気になりますよね。

そこで今回は、起業に関する資格についてお伝えしたいと思います。

起業する際に資格が必要か否か

まず結論から言うと、起業するにあたって必ず必要な資格というものはありません

ただし、
①その資格が無いと開業(仕事)ができない場合
②その資格を持っていると仕事をする上で有利な場合

があります。

①は 主に「士業」と呼ばれるような専門的な資格職業です。

例えば、「医師」を含め、「弁護士」や「税理士」などは国家資格で、その資格を持っていないと開業ができません。

専門性が問われる業務ですから、実務経験なども必要となります。そして、資格が無いと業務はできないため独占業務となります。

②については、次の項目で詳しく説明しますね。

起業するために役立つ資格

資格は「その分野について専門的な知識や技能を有していることを証明するもの」です。

ですから、「資格を持っている」ということで信頼を得られたり、説得力があったりします。

その資格試験が難しければ難しいほど、その信頼感や説得力は増すので、こうした資格を持っていると、特定の分野での起業には役立ちます。 

例えば、先ほど①で挙げた「士業」と呼ばれる資格職業のなかに、独占業務ではない国家資格があります。

そのなかに経営コンサルタントの資格として「中小企業診断士」がありますが、専門性も高く資格の難易度が高い一方で、独占業務では無いので、診断士の資格がなくても「経営コンサルタント」と名乗って仕事をすることができます。

ただし、単に「経営コンサルタント」として名乗るより、「 中小企業診断士の資格を持っている経営コンサルタント」とアピールしたほうが、難しい試験を合格した知識を持っていることを表現できます。

このように、その資格が無くても開業はできるけどあったほうが有利になる資格というものは他にも多数あります。

各種民間資格でも「持っていると有利」というものがあるので、自分が進みたい分野でそういう資格が用意されているかどうか調べてみてください。

資格を取ることが目的ではありません

女性の場合、それまで就いていた仕事とは全く関係が無い分野で起業を目指す人も多くいます。

  • それまで事務職のOLだったけど好きな美容系の分野で起業したい
  • それまで専業主婦だったけど、子どもの手が離れたので趣味のアロマで起業したい

こうしたのがよくあるパターンです。

ただし、こうした方は、その分野に関して経験も知識も無いので、まずはその分野について勉強をしながら資格取得を目指すとなりがちです。

それ自体は間違っていません。

知らない分野で起業する場合、その分野の知識を得ることはとても大切ですし、その分野の経験を積むことで、技術も得られるので役立ちます。

しかし、資格さえ取れば起業できると思っている人が意外に多いのです

これは大きな間違いで、資格が取れても起業できるかどうかはその人次第です。起業してお客様からお金をいただける商品・サービスを提供するまでには大きなハードルがあります。

また、なかには勉強して資格を取ることが目標になってしまい、資格が取れてしまうと頑張った自分や取得の満足感にひたって起業に至らないケースも多々見受けられます。

さらにやっかいなパターンは、「もっといろいろ資格を取らないと起業できない」と思い込んで、様々な資格取得に走ってしまい、いわゆる資格ハンターになってしまい、いつまでも起業できない人もいます。

この記事を書くにあたって、今ってどんな資格があるのかな?と思って調べたら、このようなサイトで多種多様な資格を紹介していてびっくりしました。

「スマホで取れる」ってのが売りのようですが、このように簡単に取得できる資格を取ったとしても、起業できるかどうかは別モノです。

でも、資格を取得して就職や転職、独立に役立てたいと思う人がそれだけ多いということなんでしょうね。

知識を得るために学ぶことはとても大切ですが、資格を取得することが目的ではないこと、起業のためであれば資格を取得するよりも、起業に必要な知識を身に付けて、とにかく一歩踏み出してみることが近道です。

まとめ

どんな資格でもそれで起業できるとは限りません。

超難関資格の弁護士資格を取得して開業したあと、仕事が無くてバイトをする「貧乏弁護士」が増えていると一時期話題になりましたよね。

一流資格と言われる弁護士でさえそうした状況ですから、簡単に取得できる民間資格では、言うまでもありません。

何度も言いますが、資格を取ったからと言って起業はできません。また、開業しても、マーケティングができなければ事業は上手くいきません。

どんなビジネスで起業したいのか、何をお客様に提供したいのか、そのためにどんなスキルが必要なのか、ということを考えて、必要であれば資格を取る、という風に考えるべきだと思います。

 

 

     

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