起業に必要な行動と事業成長のポイントは「一歩踏み出して長く続けること」だと思う理由

起業前に確認したいこと
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起業の支援に携わって8年ほどが経ちますが、毎年多くの起業希望者の方と知り合うと共に、起業家・経営者の方ともお目に掛かります。その数はかれこれ数千人にのぼります。

お会いした時は起業前だった方が、今では立派な経営者となっていることもあれば、起業したものの事業がうまくいかずに現在は雇われて他のお仕事をされている方もいます。

数多くの起業希望者、起業家、経営者を見てきたなかで、起業に必要な行動は「一歩踏み出すこと」で、事業を進めるなかで大切なことは「長く続けること」だと強く思うようになりました。

今回はそう思うに至った背景や理由について説明したいと思います。

起業への「一歩踏み出す」ことの大変さと重要さ

どんな事業も小さな一歩からスタートします

起業したいと思っているのに、なかなか起業しない人、起業できない人が世の中にはたくさんいます。

「いつか起業したい!」
「タイミングがあったら起業をする!」
「今は起業の準備中・・・」

そう言い続けて、実際に起業という行動に結びつかない人たちです。

私のこれまでの経験上、起業セミナーに参加された方のなかで実際に起業に至るのは1割程度で、多くはセミナーを受講しても起業することはありません。

特に私が行うセミナーは「起業に興味を抱いたばかり」「起業に関心を持っている」というライトな感じの女性が対象なので、起業率が低くなりがちなのは当然です。

また、起業するための条件が整っていなかったり、起業の向き・不向きもありますから、起業セミナーで起業について学んだところ、自分は起業向きで無いと思って辞めた、という人もいるでしょう。

しかし「起業したい」と本気で思うのであれば、行動しなければ実現できません。

起業という行動は、それまで雇われていた働き方からすると真反対のものになりますし、失敗するリスクもあります。

「失敗したらどうしよう」
「お客さんが来なかったらどうしよう」
「儲からなかったらどうしよう」

そう思って行動を躊躇する気持ちも理解できます。

さらに

「自分には向いていないんじゃないか・・・」
「できるかどうか自信が無い・・・」

そんなネガティブな想いも生じてしまうと挑戦への一歩がなかなか踏み出せないのでしょう。

起業をする時、誰もがそんな不安・ネガティブな想いを大なり小なり持っていますが、そこは気持ちの持ち方次第です。

「失敗するかも」と不安であるなら、失敗しないように準備を整えることが必要ですし、失敗しても改善してまた取り組めば良いのです。

そして「向き・不向き」は自分で決めることですし、「自信が無い」場合は、自信を持つしか対処法はありません。

そう、考え方や気持ちの持ちようで変われるものなのです。

多くの起業した人を見てきた結果、起業する人と起業しない人の違いは、事業計画・ビジネスプランの内容や事業規模の大小、業種などは関係ありません。

行動するか・しないか  だけです。

起業への一歩を踏み出すか、それとも行動を起こさないか、というだけなのです。

そして、起業セミナーに参加する、しないも関係ありません。

起業という行動を起こす人は、セミナーで事前に学ばなくても起業しますし、セミナーに参加して一生懸命学んだとしても起業しない人はいつまで経っても起業しません。

「起業して失敗したくないから事前に勉強しておこう」と起業セミナーに参加している人ほど、実際には起業しない傾向にあるようで、なかには何年もの間、起業セミナーを受け続けているだけの人もいます。

石橋を叩いて渡るのことは大切ですが、叩いてばかりでは意味がありませんから、まずはどんな形でもいいので一歩踏み出してみることをおすすめします。

一歩踏み出しさなければ何も始まりませんし、踏み出してみたら次の世界が広がって、また一歩、また一歩と次の行動が生まれるはずです。

どんな事業も、最初は小さな一歩の行動から始まっているのです。

起業をうらやんで行動しない人は本当は起業したくない人

いくら良いアイデアを持っていても一歩を踏み出さなければ起業はできません

好きなことを仕事にしていて羨ましいな・・・
自由に仕事をして稼いでいていいなぁ・・・

そんな風に起業している人をうらやましいと感じる人は少なくありません。

起業セミナーに参加される方の中にも、周囲に起業したママ友がいて、それを見てうらやましいと思い自分も起業したいと思って参加した、という方がよくいらっしゃいます。

でも、セミナーの受講後、いつまでたっても起業せず、

「忙しくて時間が無いから今は無理」
「十分なお金がたまったら」
「子どもがもう少し大きくなってから」

・・・と様々な理由をつけて実際には行動を起こしません。

うらやましいと口に出していうものの、本心では起業したいと思っていないのでしょう。

本当は今の自分の状態が心地良いのです。

人間は変化を嫌う生き物です。
心地良い、平静な状態をできるだけ維持するのは本能的な考え・行動です。

起業はリスクが伴いますし、生活も変化します。

多くの人はこの変化を恐れと感じますが、起業家はそれを「恐れ」ではなく「楽しいチャレンジ」と感じて、行動に移します。

本当は「起業したい」と思っていない人に対して、無理して起業させても意味はありませんので、私もそうした人にはあえて何も言いません。

起業への行動の一歩は、自分自身で決めて歩んでいくものだからです。

起業して「長く続ける」ことの大変さと重要さ

同じことをずっと続けるにはパワーが必要で難しいことです

世の中には「思い立ったが吉日」とばかりに、アイデアや思い付きをすぐに行動に移す人がいますが、この手のタイプが実は起業家に多いように感じます。

でも、この手のタイプは一方で飽きっぽいという性格も併せ持っています。

すぐに行動したものの長く続ける前に、また新しい別のことを思い付いてそちらに意識が向いてしまったり、一つのことずっとやり続けることに飽きたり面倒になって止めてしまう、というパターンです。

私自身、起業して色々な事業を始めて取り組みましたが、途中で頓挫したものや、何となく自然に止めてしまったことが幾つもあります。

勉強会などが代表的なもので、月に1回開催などと決めてやっていたものの1年も過ぎると、なんとなく開催が面倒になって、月1回が2か月に1回に減り、段々と開催間隔が開いて、最終的にやらなくなってしまう、ということがありました。

起業はもちろんのこと、行動して何かを始めることはとてもエネルギーがいりますし、その始めたことを長く続けるというのも大変なこと。大変の二乗ですから、ものすごく大変です!

一つのことにエネルギーをかけて情熱を持ち続け、そして根気よく取り組んでいれば、おのずとそれが広まってファンが生まれたり、ブランドとして定着していきます。

「成功する秘訣は、成功するまで続けること」と言われるように、多少の失敗があっても、それを乗り越えて続けていくことでいつか成功までたどり着くのです。

長く続けるために変化し続けることも大切

1つのことに取り組んで、それが多くの人に受け入れられるようにするためには、同じことを同じようにやるだけではダメで、様々な工夫や改善が必要です。そして一度受け入れられたとしても、それが飽きられないような施策が必要です。

例えば、ロングセラーの日清食品のカップヌードル。1971年9月に発売されたので50年が経ちますが、味は全く変化していないそうです。

でも、その代わりにカレーやシーフードなどのバリエーションを増やしたり、季節限定のスポット商品を発売したりと様々な工夫をしています。

長く続けていること、そして変化し続けていることで「カップ麺ならカップヌードル」という不動の地位を築いているのです。

もちろん、いつまで経ってもお客様が増えない、採算に乗らない事業を潔く撤退することも経営者としては必要なこと。むやみに長く続けるのではなく、いざという時にはきちんと諦めることも大切です。

でも、工夫を凝らしつつ一つのことを長く続けることが、どれほど大切で重要であるかはお分かりかと思います。

起業することを検討している方であれば、まずは行動を起こしてみて、それを長く続けていけるように頑張ってみてください。

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