ネットワークビジネスで起業を考えている女性へ

マーケティング:商品・サービス
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女性はコミュニケーションが上手な人も多く、初対面でもすぐに会話が盛り上がって仲良くなったりしますよね。

そうした人と人との繋がを活かしてクチコミで商品を販売していくビジネスの手法を「ネットワークビジネス(マルチ・レベル・マーケティング=MLM)」と言います。

「ネットワーク」とか「マルチ商法」などと呼ばれることもありますが、マイナスイメージと共に語られることも多いようです。

起業を目指すAさん
起業を目指すAさん

ネットワークビジネスって言うと、勧誘がしつこくて嫌な印象があるんですよね…

起業を目指すCさん
起業を目指すCさん

でも、私の周りでもやってる人も結構いるんですよね~。
最近はアロマのネットワークビジネスをやってる人が増えていますね。

そこで今回は、ネットワークビジネスでの起業を考えている女性に向けて、ネットワークビジネスの基本や、始めようと思った際の注意点についてお伝えします。

本記事はネットワークビジネスを推奨するものでも非難するものでもありません。

 

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ネットワークビジネスの基本

ネットワークビジネスとは、以下のような特徴を持ったビジネスです。

【ネットワークビジネスの特徴】
・販売組織に加入して商品やサービスを購入する
・加入者が新規の加入者を勧誘し、加入・購入させると紹介料や手数料を得ることができる
・加入者がピラミッド型を形成し、下に段階が増えるほど上の権利収入が増える

「マルチ商法」とも呼ばれるネットワークビジネスですが、あなたが勧誘した人が入会し、商品やサービスを購入することで、その売り上げの一部を収入として得られる「権利収入」のビジネスです。

あなたが直接的に勧誘する以外にも、あなたが勧誘した人が、また別の人を勧誘・購入させることでも収入が得られるため、ピラミッド型の構造になっています。

この図を見ても分かるように、一番上の人が最も多くの収入が得られます。

なお、ネットワークビジネスは「ねずみ講」と呼ばれる無限連鎖講と混同されることがあります。

ねずみ講の場合、商品やサービスの流通が無く「入会金」だけしか収入源が無いため、新規加入者がねずみ算式に増えていかなければ必ず破綻します。そのため、開設や運営、加入の勧誘などはすべて法律で禁止されています。

一方のネットワークビジネスは、入会者が増えなくても商品やサービスが流通する限り破綻しません。そこで「連鎖販売取引」として『特定商取引に関する法律』という法律で規制はされているものの禁止はされていません。

【POINT】
ネットワークビジネスは「ねずみ講」とは異なって禁止はされていませんが、法律で規制がされているビジネスです。

なお、ネットワークビジネスで扱われる商品は、サプリメントなどの健康食品や化粧品、洗剤などの日用品から鍋などの生活雑貨、そして旅行や情報商材まで多岐に渡っています。

上手くいけば自分が働かなくても収入が得られる権利収入型のビジネスであるため、家事や育児でフルタイムで働くことができない主婦の人にとっては、憧れる方も多いのではないでしょうか。

しかし、実際にはネットワークビジネス絡みのトラブルは多く存在し、負のイメージが付きまとっているのも現実です。

ネットワークビジネスが敬遠される理由と問題点

「ネットワークビジネス(マルチ商法)をやっている」と聞くだけで敬遠する人も多くいます。

そういう人の多くは、強引な勧誘を受けて嫌な思いをしたり、様々なトラブルを人づてに聞いたことがある方ではないかと思います。

実際、国民生活センターにはネットワークビジネス関連の相談が多数寄せられていて、2020年は10,175件、2021年には8,767件もの相談がありました。
参照:独立行政法人国民生活センター: 各種相談の件数や傾向 > マルチ取引

ネットワークビジネが問題とされる主な理由が以下の3つです。

【ネットワークビジネスが抱える問題】
・ネットワークビジネスであることを隠して勧誘する人が多い

・実際に儲かるのは一部の上位の人だけである
・利益を得るために強引に新規加入者を増やすことで人間関係が壊れる

具体的にご紹介します。

問題点:ネットワークビジネスであることを隠して勧誘する人が多い

「セミナーに参加したら実はネットワークビジネスの勧誘だった」とか「久しぶりに友達に飲み会に誘われて行ったらマルチの誘いだった」などの体験をした方や、知り合いからそういう話しを聞いた、という方がいるのではないでしょうか。

ネットワークビジネス自体は違法ではありませんが、加入者が勧誘をする際は、勧誘しようとしていることや販売しようとしている商品などについて、あらかじめ相手に伝えなければならず、「合わせたい人がいる」などの勧誘文句は違法行為です。

目的を告げられずに誘われて、話の最後にネットワークビジネスの勧誘をされると「騙された・・・」と誰もが思います。

さらに知人・友人からの誘いをキッパリ断るのが苦手、という女性は少なくありません。

誰しも「断る」という行為にはストレスを感じます。ネットワークビジネスに興味が無くても「せっかく誘ってくれたのに断るのは悪いなぁ…」という気持ちに付け込むとしたら悪質です。

こうした経験をした方は「ネットワークビジネスは嫌い」となってしまいます。

問題点:実際に儲かるのは一部の上位の人だけである

ネットワークビジネスはピラミッド型の組織を構成し、下の階層が増えれば増えるほど儲かる仕組みになっています。

要するに、自分より下の階層に加入者が増えて、その人たちが商品購入をしない限り儲かりません。

ピラミッドの図を見ても分かるように、一番の頂点は一人しかいませんし。それ以外の全員は下の階層なのに、ネットワークビジネスの勧誘では、あなたが頂点(トップ)の一人になることを前提に話が進みます。

もちろん、あなたのピラミッドを築くことも不可能ではありませんが、現実には下に多数の階層ができて、多数の加入者が増えるまでには、人並み以上の時間や努力が必要です。

「簡単に儲かるから」と誘われたにも関わらず、思ったように儲からないという事態に陥って不満を持つ人方が多いのがネットワークビジネスの特徴なのです。

問題点:利益を得るために強引に加入者を増やすことで人間関係が壊れる

ネットワークビジネスは新規加入者、購入者が増えなければ儲かりません。
そのため、強引な勧誘や目的を告げない勧誘が行われ、それがトラブルの原因になっています。

通常の商品やサービスの販売では、商品・サービスの特徴や値段などの価値を伝えて、それに納得したお客様が購入するのですが、ネットワークビジネスの場合は、「儲かるから」という誘い文句や売り手と買い手の関係性を利用します。

身近な友人から疎遠の知り合いまで、声を掛けるのはビジネスをやる人であれば、営業の方法としてアリだとは思います。

しかし、「カフェを始めたからぜひ来てくださいね!」と誘うのであれば、誰もそんなに嫌がらないと思いますが、「儲かるから一緒にネットワークビジネスをやりましょう」という誘いは敬遠されます。

しかも、儲かるのは誘う側だけで買わされる側は儲からない仕組みであれば、人間関係が壊れるのは当然です。

先にも書きましたが、「断る」という行為は誰しもストレスを感じます。そうしたストレスを与えることで「あの人とは関わりたくない」と人間関係を壊してしまうことになるのです。

ネットワークビジネスを始める際の注意点3つ!

ネットワークビジネスを始めようと思ったら、その前に以下の3点を確認してください。

【ネットワークビジネスを始ようと思ったら…】
①会社やビジネスについて調べる

②ネットワークビジネスのメリット・デメリットを理解する
③禁止されている行為を理解する

それでは具体的に解説していきます。

会社やビジネスについて調べる

まずは誘い文句だけを鵜呑みにせず、自分で調べてみましょう

ネットワークビジネスに誘われたり、自分から始めようと思った場合、その会社やビジネスの仕組みについて、まずは自分で調べてみてください。

勧誘者の甘い誘い文句を鵜呑みにするのではなく、デメリットやリスクについて質問してみたり、ネットやSNSで販売会社や製品、サービスについてクチコミなどを検索して調べてみましょう。

一口にネットワークビジネスと言っても、詐欺まがいであったり、ねずみ講に近いビジネスもあったりしますので、十分に注意することが必要です。

ネットワークビジネスのメリットだけでなくデメリットを理解する

ネットワークビジネスの勧誘の場では、メリットを強調したり、デメリットやリスクがきちんと伝えられないことも生じています。

「誰もが簡単に儲かる」という話は絶対にありません。(もしあったらみんなやってます)
そして、どんなビジネスにもメリットだけでなく、デメリットやリスクがあります。

以下に主なネットワークビジネスのメリットとデメリットを挙げますので、それぞれを理解・納得したうえで、やるかやらないかを自身で判断してください。

【ネットワークビジネスをやるメリット】
・権利収入を得られる
・自分のペースでビジネスができる
・人脈や人的ネットワークが活かせる
【ネットワークビジネスをやるデメリット】
・軌道に乗って収入が得られるまでに時間がかかる
・イメージが悪い
・勧誘の方法次第では人間関係が壊れる

始めるかどうか迷ったり、自分で判断できない場合は、始める前に第三者に相談してみてください。

ビジネスを始める前は、どんな人でも「このビジネスは上手くいく」と思いがちですが、第三者からの客観的な視点での意見を聞いて検討してみることも重要です。

禁止されている行為を理解する

ネットワークビジネスは特定商取引に関する法律(特定商取引法)で「してはいけないこと」や「しなければならないこと」が定められています。参照:特定商取引に関する法律

例えば、勧誘する際には最初に「名前や名称」「ネットワークビジネスの勧誘であること」、そして「商品やサービスの種類」を伝えなければなりません。

起業を目指すAさん
起業を目指すAさん

以前、学生時代の友達に「久しぶりにご飯でも食べよう」ってレストランに誘われて、最後に「実は今、これでめちゃくちゃ儲かっているだけど一緒にやらない?」ってマルチに誘われたんですけど…

ながた
ながた

法律では、誘う時点でどんな会社のどんな商品・サービスのネットワークビジネスであるかを伝えなければならないとされています!

そして、加入することが決まった時には決められた項目が記載された契約書面を交付しなければなりません。

さらに、事実と異なること、実際よりも優れていたり、有利であると誤認するような表現はしてはいけないとされています。

【事実と異なる表現や、実際より著しく優良・有利と誤認させる表現はNG】
×絶対に誰でも儲かる
×簡単に稼げる
×アトピーが治る
×吹き出物がすぐ消える
他にも以下のようなことが禁止されています。
【特定商取引法で禁止されていること】
×一旦断った人に対して再度勧誘してはいけない
×勧誘している相手が「帰りたい」と言ったのに引き止めたり、拘束してはいけない
×勧誘の際や退会にあたって、相手を不安に感じさせて、困らせ戸惑わせてはいけない
ビジネスをする限り、法律と言うルールに則って行わなければいけませんので、始める前に理解しておきましょう。
 
 

まとめ

今回はネットワークビジネスでの起業を考えている女性に向けて、ネットワークビジネスの基礎知識と始めるにあたっての注意点についてご紹介しました。

問題が多いこともあって法律で規制がされているビジネス手法はありますが、禁止されている訳ではありませんから、ネットワークビジネスをやる・やらないは個人の自由です。

しかし、そのビジネスをやることで周囲の人や一般の消費者に迷惑を掛けたり、法律に従わない行為はもってのほかです。

また、元々幅広い人脈を持っている方や、コミュニケーション上手な方、他の事業とのシナジーがある方などは、ネットワークビジネスで大きく稼ぐことも不可能ではありません。

しかし、大半の普通の人は、ネットワークビジネスで成功するのは難しいのが現実です。
(これはネットワークビジネスだけでなく、普通のビジネスでも同じですが…)

どんなビジネスもそうですが、始める前によく調べて、自分に合っているかどうか、周囲の意見も参考にしながら検討してください。

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