ながたのお仕事について

ながた
ながた

よく「ながたさんってどんな仕事しているの?」と聞かれるので、ここで解説をしたいと思います。

まず私は株式会社PLUS-Yという会社の代表取締役(要するに社長)をしています。

この会社では3つの事業をしています。

一つ目は「女性マーケティング」という事業。

女性視点でのマーケティング戦略やブランド戦略をプランニングから実施・運営までワンストップでサポートする、というものです。

女性のお客様を増やしたい、女性に興味を持ってもらえるようなプロモーションをしたい、などのご要望に対応するコンサルティングがベースのお仕事です。

二つ目は「女性の起業サポート」。

女性向けの創業・起業セミナーの講師や、個別にご相談に乗るコンサルティングを中心にしています。

以前は起業家の支援施設の運営管理もしたりしていました。

最近は女性だけでなく男性も含めたところでの起業家の支援事業(千葉県の「ちば起業家応援事業」など)や早期起業家教育(高校生を対象とした起業家教育)などにも携わっています。 

三つ目は「ECサイトの運営」。

これは介護のネットショップをやっています。現在楽天市場で2店舗、Amazonで1店舗を運営しています。

>>介護用品専門店 いーねっとわかば

>>介護ショップちとせ

3つの異なる事業をしているのですが、私のベースにあるのが「女性が女性らしく輝ける社会をつくりたい」という考え方です。

消費の分野では主役の女性ですが、ビジネスの社会ではまだまだ男性が中心です。

その結果、商品開発や店舗開発、プロモーションなどのマーケティングの面でターゲットの女性の心を充分に理解して行っているとは言い難い場面を見かけます。

そうしたところに、きちんと女性たちの声を届けて、女性にとって良い商品、良いサービス、良い店舗などを増やしていきたい、と思って『女性マーケティング』という事業を行っています。

一方で、女性が輝くためには「仕事」が欠かせないと思っています。

私が考える「仕事」とは、何かしら自分の持つ技術やスキル、時間といった労働力をお客様に提供することで“金銭的な対価”を得る、という行為です。

労働力を提供しても金銭的な対価を得られないボランティアや趣味とは違って、仕事で金銭的な対価を得ることは、経済的な自立にもつながります。 

女性の場合、結婚や妊娠、出産、育児などのライフイベントが生活に大きな影響を与えます。その際に経済的な自立をしているかどうかで、その選択も大きく違ってきます。

例えば旦那さんが事故や病気などで亡くなったり、離婚したりした時に専業主婦で自分の収入がゼロだと路頭に迷いかねません。

私も以前は専業主婦でしたが、やはりその時期に比べると、働いて稼ぐことが出来る今のほうが、精神的にも生活的にも充実しているように感じています。

※ただし、誰もが仕事をするべきとは思っていませんし、何らかの理由で働くことができない人もいるのは重々承知しています。また、就労していない専業主婦はダメ、という意味ではありません。経済的に自立していたほうが人生の選択肢が広がるのではないか、という一つの私なりの考え方です

以前と比較すると改善はしていますが、まだまだ現状では子育てしながら女性が一般の企業でフルタイムで働くには十分な環境が整っていません。

大企業ならまだしも、世の9割を占める中小・零細企業では育休がとりにくかったり「子どもが病気だから今日は休みます」とはなかなかいきません。

そうした時に、女性の働く手段の一つとして「起業」という道があるのではないかと思っています。

もちろん、起業は誰もが簡単に出来る事ではありません。

しかし、働く・仕事する方法が「会社に勤める」というだけでない、「起業」という手段もある、ということを知ったうえで、会社勤めを選択するもよし、起業を選ぶもよし、専業主婦などの道を選ぶもよし、と思っています。

女性の経済的自立の一つの方法として「起業」というものがある、そして、「起業したいと思ったらこうするといいよ」というのを伝えたい、というのが女性の起業に携わる理由です。

とは言え、先にも書いたように、誰もが起業に向いている訳ではありません。

そう考えた時に、「インターネット」を活用した仕事は女性にとって非常に親和性が高いのではないかと思ったのです。

インターネットにつながる環境さえあればどこでも仕事ができるため、場所や時間の制約がないところで働くことができるようになります。

家事や介護、育児といった、女性がまだまだ家庭内でその中心的役割を担うことをしながらも、働いて経済的自立をするための方法の一つとして、ネットショップの運営というスキルを身に着けておいたらいいのでは?と思い、女性だけのネットショップを運営しています。

株式会社PLUS-Yは、一見するとバラバラの事業を実施しているように思われますが、このように「女性が女性らしく輝ける社会をつくりたい」という目標をもとに各事業を行っているのです。

そして、もう一つ、忘れてはならないのが「レンタルスペース・シェアサロンの運営」という事業。

こちらは会社ではなく、個人事業として実施していて、みずいろ会館というレンタルスペース兼シェアサロンのオーナーをしています。

みずいろ会館は、起業をしたばかりの女性や起業を目指す女性を対象としたレンタルスペースです。

起業セミナーなどで起業の知識やノウハウをお教えするだけでなく、チャレンジする「場」も提供することで、幅広く女性の起業を応援したいという気持ちで作りました。

以上がながたようこのお仕事です。